月と牛の耳 公演情報 いるかHotel「月と牛の耳」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    “牛耳る”の語源に感動
    特殊な病気と格闘一家。
    普通に考えれば無茶苦茶な設定だけれども、何故か不思議と納得させられる。

    使う言葉も変われば随分印象も変わるわけで、神戸弁による独特の人情味のようなものがとても強く出ていた。
    クライマックスでは音響や色入りの照明等も入り、オリジナルと比較するとオーソドックスな印象。
    照明や音響もきれいにハマっており、この戯曲の別の一面が垣間見えたような気がする。

    ネタバレBOX

    最後の方の、加賀谷の長女の婚約者である服部(加藤巨樹)の「勝ちてぇな〜(とかなんとか、はっきり覚えてないけど)」という、義父への思いを吐露する場面では、何かわからないけれど熱いモノがこみ上げてきてどうしようもなかった。
    多分少年時代をジャンプとか読んで育った俺ら世代には、この感覚はすごくわかるような・・・そういう問題でもないか。

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    2006/12/30 12:22

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