ショウ・マスト・ゴー・オン【12月3日~4日、12月7日、12月21日~24日昼公演中止】 公演情報 シス・カンパニー「ショウ・マスト・ゴー・オン【12月3日~4日、12月7日、12月21日~24日昼公演中止】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2022/11/27 (日) 13:00

    伝説的作品の再々演。面白い。観るべし。(15分押し)50分(休み15分)70分。
     三谷幸喜が東京サンシャインボーイズ時代の91年に初演、94年に再演した戯曲を書き直して再々演する。とある舞台の下手袖で繰り広げられる、文字通り「show must go on」の物語。舞台監督という役柄に焦点を当てて、一旦始めた舞台は終わりまできちんとやる、という舞台魂を展開する。設定を現代に振り替えたり新たなキャラクターを加えたりしているが、原型は変えてないと言う。オープニング直後から笑い続けて、最後にはちょっとシンミリさせる辺りの巧さは見事。豪華な役者陣も丁寧に使って確実に演じ、素敵な舞台だった。この手の話は三谷の得意とするところで、例えば映画「ラジオの時間」もこういう話だったなぁ、と思った。軸になる鈴木京香を久々に舞台で観たが、峯村リエの役柄が実に巧い。
     開演時に客席の電気が消えたと思ったら、すぐまた点いて3分ほどそのまま。そこに本当の舞台監督が出てきて、「劇場の電源が落ち復旧に10分ほどかかる」と説明。舞台監督が中心の芝居で本物の舞台監督を見ることになるとは…。結果として15分ほど遅れてスタートしたが、55分(休み15分)80分、と予告された上演時間が1・2幕とも短くなり、終演時間は変わらないというのもスゴイなぁ。

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    2022/11/28 14:14

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