実演鑑賞
満足度★★★
前2作のプレカレーテ演出は斬新でポップで面白かったが、今回は不発。ビニールを使った抽象的で貧乏くさい美術と、大仰な俳優の動きばかりが目立つ。佐々木蔵之介は禿げ上がったかつらに、ぼろを着たさえない老人で、まったく魅力が乏しい。守銭奴アルパゴンはそういう奴だから、と言っても、やはり観客の目を引く色気やオーラがないと、大舞台は持たない。大西礼芳がずっとミニリコーダーをふき、最後はサックスをふくのも、余興を出ない。
ネタバレBOX
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2022/11/25 23:23
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