音楽劇「雨を乞わぬ人」 公演情報 黒色綺譚カナリア派「音楽劇「雨を乞わぬ人」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    ポケットでのカナリア派
    観てすぐ感想が頭の中でまとまらず放置していました。
    いろいろなことを頭の中に浮かべては消し浮かべては消し。

    ネタバレBOX

    閉鎖的な村は一人の巫女をまつり、土地の平安を守ってきた。
    新しく生まれた娘は母の死と同時に巫女になり、村の秘匿の中で守られ生きてゆく。
    街からやってきた大学生や学者らの介入でこの世界が崩れ始めた……


    セット美は相変わらず。
    観た瞬間物語に興味を覚える。

    音楽劇という扱いはどうなっているのだろうかと思っていたのですが、
    唐突に巫女が歌いだしたところで
    「ああ、これがそうなのか」
    と思わされました。
    唐突過ぎてとてもシュールに見え、笑っていいところなのかはたまた本気なのか少し考えてしまい…。
    こういったことが随所にありました。
    (反応に戸惑うという)

    物語は黒色らしさのようなものがちりばめられていて、耽美な世界はとてもよかったのですが、ところどころ何とはなしに消化不良。

    巫女役の牛水さんはとてもよかった。彼女じゃなければもっとひいて観てしまったかもしれません。

    セットが崩れる中降りそそぐ雨、そこに響く巫女の声はとてもきれいなラストでした。

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    2010/01/24 15:40

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