コルテオ 公演情報 CIRQUE DU SOLEIL「コルテオ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    満喫
    「劇団どくんご」という、テント芝居で全国を巡る劇団を去年初めて見て、珍しい上演形態だと思ったんだけど、考えてみたらテント小屋での上演というのは演劇よりもむしろサーカスのほうが本家かもしれない。
    原宿の特設会場で上演されるシルク・ドゥ・ソレイユの公演も、テントとは思えない立派なつくりではあるが、公演が終わると跡形もなく消えてしまうという意味ではサーカスの伝統?を守っている。
    過去に「キダム」「アレグリア2」「ドラリオン」と見てきてこれが4度目。座席はなるべく前で見るようにしている。ピエロは出ないが、それに近いコミカルなキャラターは毎回いて、彼らにいじられる危険があるのが難点といえないこともないが、やはり超人的なパフォーマンスを味わうにはなるべく距離は近いほうがいい。

    ネタバレBOX

    これまでに見たものは、基本的にはステージの三方を客席が囲むかたちだった。しかし今回は中央の円形ステージの両端から花道が延びているので、客席はステージによって二分割されている。幕も両側に垂れている。
    小人の婦人が巨大な風船に吊られて旅するところでは、公平にという配慮からか、両方の客席を訪問した。一方では大男も登場させてサイズに変化をつけている。全体の幻想的な雰囲気とあいまって、そのあたりにフィリップ・ジャンティ・カンパニーとの共通点を感じた。カーテンコールの際、黒装束のスタッフが紹介されるところなども。
    ファンタジックな設定があって、不思議国の住人たちが登場するというのがこれまでの3作の特徴で、登場人物たちの衣裳やメイクが凝っていた。今回もファンタジー調の設定は同じだが、少し違うと感じるのは、主人公らしき男が天国に召される際に見る走馬灯のごとき幻想を描いている点だろう。あの世やこの世の住人という人物設定のようだから、メイクなどは過去の3作に比べるとそれほど奇抜なものではなかったように思う。
    しかしなんといっても中身はサーカスなので、すぐれたパフォーマンスがなければいろんな演出は生きてこない。

    というわけで、たいへん満足のいく内容でした。一度は見ておいたほうがいいと思います。それもなるべく前で。


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    2010/01/24 11:44

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