満足度★★★★
温泉旅館
この回は3人いる照明家のうち、3人目のプランでした。
劇場の天井より、裸電球が7~8ツほど、吊るしてあるシンプルなデザインでした。
その素朴なあかりが芝居の全体に流れる雰囲気にそぐっていて良かったです。
舞台のほうは、特に大きな事件は起こらない。
この旅館に漂うなよっとした雰囲気作りが私はすきです。
書けない作家が苦悩しているわけでもなく旅館に滞在している感があり、そこに絡む泊り客も何をするわけでもなく居る。
おかみは朗らかなのにブラック、好演でした。
ただ、惜しむらくは沼の池に生えているというあの白い花の意味が計りかねたところでした。
終演後、のパフォーマンストークも舞台への理解が増し良かったです。
また見てみたいカンパニーです。