満足度★★★★
なぞり方。古典が原作である場合、どう“なぞる”かが楽しみの一つ。なぞり方に批評性が見え、創造力が見える。「夏の夜の夢」は取り違いが一番の見所ではあるが、なるほどと納得させるだけの仕掛けはあったように思う。それだけ、外堀を埋める努力はあったということ。妖精のいたずらは、確かに今も存在するのかもしれない。そんなロマンは、でもどこかアイロニカルではあるが。
ネタバレBOX
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2010/01/14 22:59
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