黄金のコメディフェスティバル2022 公演情報 黄金のコメディフェスティバル「黄金のコメディフェスティバル2022」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    ・コヒツジズ『先生、黄色い線の内側ってどこですか?』
    ・放課後ビアタイム『常夏ブライダル』
    の二つを観劇。
    更に
    ・劇想からまわりえっちゃん『黄金時代』
    ・東京ハイビーム『ゴーストよ、こんにちわ』
    を観劇。

    「コメフェスは沢山の新しい劇団、沢山の俳優を知る絶好の出会いの場」
    という言葉に違わず新鮮な体験ができた。感想は全6劇団を観てから書く予定。
    音楽とダンスを皆さん取り入れていて巧拙いろいろだが楽しい。
    芝居全体としてはパワーで押し切るか丁寧にストーリーを展開するか。

    ・劇団ラパン雑貨ゝ(てん)『コマドリのコマドリ』
    ・演人の夜『もしも生殺与奪の権を私が握ったら』
    も観劇。
    こちらは二つとも音楽も踊りもなかった。そういう点では期待は大きかったのだが。

    受賞者一覧は以下にあります。
    https://www.come-fes.net/award2022.html

    ネタバレBOX

    お笑いはミルクボーイ以来見ていない。お笑い偏差値は10くらいの私なので頓珍漢なのは笑って許して。

    ・劇想からまわりえっちゃん『黄金時代』
    若い人が野球の話をするのが意外だった。そのパワハラ応援団が昭和の象徴で、変化した団長が令和の今を表しているのだろうか。「Vの字踊り」の破壊力に圧倒される。まあその分他の印象が薄れてしまうのだけれど。
    トロンボーンの迫力が凄い。

    ・東京ハイビーム『ゴーストよ、こんにちわ』
    新人はいかにもぎこちなく、ベテランは実にうまい。最初の二人は何なのとかの疑問がどんどん回収されて行くのは気持ちいい。アニーが実はお母さんだったということを受け入れられない娘のところがツボだった。いやあ私も拒絶するよ(笑)。それまで滑り気味だったアニーの意味が一気に理解できた。涙もろい人の鼻水音が結構聞こえていた。
    バイオリンが効果的。うますぎたかもしれない。

    ・劇団ラパン雑貨ゝ(てん)『コマドリのコマドリ』
    アイディアの枯渇した漫画家の様子が平凡だった。もっと取材して大変さに驚くようなものにしてほしい。まあでも編集者に詰められて苦しむ展開ならコメディでなくなるわね。子供向けのファンタジーと思って観るべきだったのかも。

    ・演人の夜『もしも生殺与奪の権を私が握ったら』
    最初の反ワクチンの話はどこへ行ったのか。言い出した以上はもっと何かを語ってほしい。本編はアホウ総理が出て来たところで低俗さに観る気を無くした。

    ・コヒツジズ『先生、黄色い線の内側ってどこですか?』
    6団体の最初に観て印象が薄かったのだが、全部を観たあとでは、ここの俳優さんが一番しっかりとした演技をしていたと思う。エンディングは実はこの「先生」が一番悪い奴なのだと言いたいのだろうけれどよく分からない。観る人の想像に任せたということか。私が想像したのは、彼が犯人なのだが他の人を犯人に見せかけて籠城させる工作をしていた、ということなのだがちょっとギャップが大きい。
    ギターがセリフの邪魔をすることが多かった。こういうのにアコギは向いていない気がする。

    ・放課後ビアタイム『常夏ブライダル』
    大変だ大変だと言っているけれど伝わらない。最後は歌って踊って10分はまあ良いとして何の工夫もない花嫁の両親へのお礼の言葉で5分を使うのはないわ。「しんぷがこない」を「新婦がこない」と聞き間違ってしばらく混乱した。これ実際の結婚式場ではどう区別しているのでしょうね。私なら「神父さん」とさん付けにするかな。新郎、新婦にはあまり「さん」は付けないですよね。…と考えていると分からなくなってきた。

    0

    2022/10/23 08:39

    1

    0

このページのQRコードです。

拡大