満足度★★★
幻のカルト映画舞台化.月船さらら+出口結美子のユニット"metro"により天願大介が描くエロスホラーシュールコメディー
今年旗揚げした月船さらら+出口結美子のユニット"metro"の第2回公演。
天願大介による幻のカルト映画『妹と油揚』の舞台化作品は、
エロス、ホラー、シュール、な「コメディー」だった。
定員70名の新宿・SPACE雑遊は自由席満席。
冒頭、薄暗~い和室で奇妙なダンスのように暴れる女性
のシーンから始まる。
妹の憑き物落としを、私立探偵に依頼する兄の物語。
この異様な↑ポスターからシリアスなホラーを想定して
いたら・・・シュールなコメディだった!
中盤過ぎくらいは出演者で鍋をつついてくだらない話を
するという意外な展開に…。
(このシーンがだらけて長かった!ここ長すぎ!)
第1回公演が素晴らしすぎて、少し物足りなかった。
冒頭のシュール、ホラー、エロスのまま、暗いままで
話が進む内容のものをものすごく観たかったっ!
同じ方向性より、違った方向のコメディに向かったのもとってもわかるのですが…。
それならそれでもっとくだらない、おかしい内容を詰め込まないと。
ただ、大好きなmetoroのお二人も、ほかの俳優さんたちも、
あの狭い空間、しかも2列目で、非常に濃~い演技+
アドリブを、目の当たりにできたのは感動ものでした!
特にあの若松武史さんをこんなに近くでっ!
でもでも、metoro!応援してます!
2009/12/20 21:21
かわいいお二人にやられました。