満足度★★★★★
「三人姉妹」観劇客席が26席という贅沢な劇場。幕が開き明転、目の前に広がる舞台美術により、一気に世界に引き込まれた。遠近感があり、シンプルで上品。翻訳された脚本独特の日本語の違和感がなく、言葉がここで生まれているような自然さ。哲学談義もただのセリフではなく、俳優自身の人生から発せられているようだった。私もそこにいて、語り合っているような錯覚に陥る。かつて、人生とは宇宙とは生命とは何だと、語り合った人々の顔が浮かんだ。
ネタバレBOX
0
2009/12/19 21:35
このページのQRコードです。
拡大