パンク・ドンキホーテ 公演情報 パパ・タラフマラ「パンク・ドンキホーテ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    エログロな妄想に果ては?
    当劇団初見。
    パンドンという妄想に取り付かれた男の物語。
    さて、パンドンの妄想とはいかに?


    ネタバレBOX

    パンドンは自らを将軍と名乗り、(想像上の)家族を軍隊であると思い込み、ある作戦を決行するが、その結果、未知の化け物(半人半獣)の餌食となり、家族をことごとく失う。
    描かれるのは、妄想であるだけに、支離滅裂で、悪意に満ちたエログロな世界観。
    せりふは少なく、視角に訴える舞台であり、舞踏・ケチャなどなど、あらゆる手法のダンスが取り入れられており、前衛感たっぷり。
    前衛的な作品がお好みの方にはオススメである。

    「パンクドンキホーテ」というタイトルから想像するに、セルバンテスのドンキホーテよろしく、妄想に陥った者の話であろうと想像できたが、そのことを理解せずに本作を見ると、明快なストーリーがないだけに、本作の面白みを理解できない可能性があるので、注意が必要。

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    2009/12/17 20:50

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