渋々 公演情報 親族代表「渋々」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    充実のコント
    コンビ結成10周年にふさわしい、面白い内容のコント集だった。上演時間は90分。
    開演前に寸劇をやって、携帯電話の電源オフを促すのはここ何作かのお約束。それだけのためにずいぶん凝った道具を作っているのは、たぶん演出家福原のこだわりだろう。
    5人の作家が提供した8本のコント。上演中は作者名を伏せて、終演後に受付でチラシを配って種明かしをしてくれる。今回は作家当てがかなりむずかしかった。

    ネタバレBOX

    川尻恵太が担当した3本はどれもコントらしい良作だった。ブルースカイとケラリーノ・サンドロヴィッチの作品を加えた前半の5本が非常に良かった。そしてこの5本は誰が作者なのかがまったくわからなかった。
    劇団猫のホテルの役者、池田鉄洋が脚本を書いていることは知っていたが、作品を見るのはこれが初めて。草食系男子をおちょくるという内容はちょっとありがちでイマイチだった。
    演出の福原が書いた7本目は、3人が複数の役を演じるという点で、ほかの作品とはちょっとタイプがちがう。コントとしては微妙だが、竹井亮介のしゃべるインチキな方言が妙にツボにはまって、不覚にも腹を抱えてしまった。

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    2009/12/14 23:28

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