満足度★★★★
緩やかな時空を彷徨う
こんなタイトルが似合う空間の舞台。セットが実に素敵だ。舞台の片隅に古びた蔦の絡まる「森蔭アパートメント」の入り口があって、元ちっさな医院だったのが窺われる。舞台のど真ん中にアートのように主張する大樹。秋の気配を演出した美しいセットだ。この拘りにまず、感激する。
そうして、この大樹が劇団大樹のシンボルであることを匂わせる。この庭の大樹の傍には椅子とテーブルが設置され、アパートの住人が集まる場所であり暮らしの中心だ。そして劇団大樹の主宰も自分の作る舞台そのものが観客やキャストらにこのような癒しの場所となるように願っているのだと感じた。
物語はマリンバとブロッケンを奏でながら演じられるというどこまでも緩やかに優しい上品な舞台だった。
以下はネタばれBOXにて。。
2009/12/12 17:04
2009/12/12 01:49
2009/12/11 18:38
2009/12/11 11:03
2009/12/11 07:20
いえ、気にしないで。なんか笑えた!(^0^)