満足度★★★★
絶妙の配球で三球三振
友人の披露宴当日の昼前、二次会前、二次会の最中の男女を描いた2人芝居3本(各20分程度、合間にそれぞれ5分間の休憩あり)、一球目は直球、二球目は思いっきりの変化球、三球目はスローな直球という配球で三球三振にとられた感じ?(笑)
通常公演でも実際の現場を覗き見しているように感ずるほどリアルな会話が、2人芝居だと濃縮されたと言うか凝縮されたと言うか良い意味でこってりしており、しかも演者が2人なのでそれぞれの心理まで読める、みたいな。
第1話「男の庭」はオーソドックス。男女とも新郎新婦のかつての同級生で、男はどうやら女に(まだ?)気がある様子。オチも「あ、そうか」と大いに納得。
第2話「女の庭」。これは謎だらけ? 女の行動が不審だし、2人の関係もなかなかわからず、あれこれ想像をめぐらせながら観ることに。
しかしあのオチってことは、かなりの偶然だったってことなのね。
第3話「二人の庭」は再びオーソドックス。それまでの2話に出てきたモノを使いリンクさせて締めくくる感じ。
最近は室内なのでトスではなく「ブーケプル」だなんてことも知る。ありゃ、でも第2話では「すぐ目の前をポーン」とか言ってなかったか