実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/09/17 (土)
価格4,800円
17日19時開演、AURYN(アウリン)、Mrs.fictions、劇団肋骨蜜柑同好会の3団体による短編3本、奇チームの回(104分)を拝見。
まず、AURYNの「ゴーシュ」。
最初はSFか何かかと思っていたが、三森みちさん演じる「女」の登場から徐々に…に移行。あおのゆきかさん演じる「後輩」によるオチも綺麗。
次のMrs.fictions「そして誰もいなくなるまで待って」(昔の洋画ファンなもんで、タイトルでニヤニヤ!)。
オドロオドロしいイントロの割には、賑やかなコメディーだと思っていたが…終盤に入った途端、帝●事件かよ!の急展開。イントロの伏線を鮮やかに回収。
ラストの劇団肋骨蜜柑同好会「もっけの幸い」。
主人公のサエコやら、広い屋敷やらの設定からして、3話中、最もオーソドックスな怪異譚だった。
程よく幻想的・程よくコメディー・程よく不気味、そして、いずれも程よく恐怖、な3本の短編の組み合わせは、観終わった後、なかなかの充足感をもたらしてくれた。
なお、役者では、上述のあおのゆきかさん、登場時は賑やかなれど…な丸尾社長役・高橋義和さん、舞台でのお姿は久方ぶりのユキエ役・佑木つぐみさん、のお三方が印象に残った。