満足度★★★★
傍聴席より東京裁判に関しては最近また新しい事実が出たりしているので、この芝居が史実に忠実かどうかということにこだわり過ぎると面白みは半減するかもしれない。東京裁判の法廷という大きな舞台の中で、登場人物を主任弁護団の5人に絞って描くというアイデアが奏功している。裁判の結果はすでにわかっているわけで、5人がどんなに頑張っても結果がくつがえることはない。大きな敵に対峙して、負け戦さと知りつつも挑んでいく5人の心意気こそが芝居の見所ではないだろうか。
ネタバレBOX
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2009/11/16 20:37
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