満足度★★★★
時間の経つのがアッと言う間
奇しくも月初にこの劇場で上演された芝居もバーチャルリアリティ系RPGゲームのデバッグにゲーム経験のない主人公が(「も」の方が的確か)起用されるという基本部分がカブっており、その偶然にビックリ。
もちろん学園ものとアドベンチャーものというゲーム内容はもちろん、テーマや表現もかなり異なっているワケなのだが。
で、タイトルにもなっている元ネタ及び関連ネタの「お約束」を使って思い切り遊びたおした(笑)内容はもちろん、細かいギャグとツッコミによって生み出されるリズム感とテンポの良さによって、時間の経つのがアッと言う間。
また、そのツッコミが間髪をいれず的確なので、噛んだことへのツッコミも演技に見えてしまうのは流石!(爆)
また、その開発中のゲームには「手紙を処分する」「指輪で封印する」などのミッションがあり、そのバックグラウンドには開発者の乙女ゴコロがあるという発想もイイ。
さらに、主要キャラ以外を…いや、一部の主要キャラでさえ(!)出演者が早替えで演じ分けるという演劇ならではの手法や「カメハメ矢」などの表現、それにダンスシーンも◎。