帰還不能点(8/17~8/21)、短編連続上演(8/25・26)、ガマ(8/29~9/4) 公演情報 劇団チョコレートケーキ「帰還不能点(8/17~8/21)、短編連続上演(8/25・26)、ガマ(8/29~9/4)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    『○六○○猶二人生存ス』(マルロクマルマルナオフタリセイゾンス)
    45分。ろ組。
    黒木博司大尉は今井公平氏、樋口孝大尉は宮崎柊太氏、後藤俊康整備員は谷口継夏氏。
    魚雷を自ら操縦して敵艦に特攻する人間魚雷兵器「回天」。1944年9月6日、訓練開始初日に黒木大尉と樋口大尉の乗る「回天」は荒波に呑まれて海底に突き刺さる。

    休憩10分。

    『その頬、熱線に焼かれ』
    65分。ろ組。
    1955年、「原爆乙女」と称された25名の被爆女性がニューヨークの病院に招かれ、ケロイド治療を受ける。しかし麻酔事故の為、手術中に一人が亡くなってしまう。遺されたメンバーの様々な葛藤。ケロイドの特殊メイク(梅沢壮一氏)が見事で凝っている。

    ネタバレBOX

    ①酸素が無くなるまで二人は、この事故を只の犬死にではなく明治の英雄・佐久間勉(つとむ)大尉のように後進に寄与する有意義な報告をし、戦意高揚の旗印とならんとす。生き残った後藤整備員はこの国の戦争は一人でも多くが死ぬように導かれていく、と嘆く。
    ②本宮真緒さんのメイクは凄い迫力。谷川清夏(きよか)さんも印象に残った。何と言っても中野亜美さんの存在感に驚く。死ぬのはむごく生き残ることも辛い。

    男達は美しき死を願い、女達はそれでもしぶとく生きていく。
    矢張りこの作家は短編向きではない。

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    2022/08/26 17:41

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