満足度★★★★★
残りの結末も気になります。
私は記憶する。
37つの部屋。
15人の男女。
9つの空間。
6つの結末。
5人の子供。
4つの家。
3人の娘。
2つの虚像。
1つの実像。
そこに至る、無数にも見える物語。
選ぶのは、どこかから聞こえる0の回転音だけ。
私は記憶する。
本物は一つ。あとは偽者。
電動夏子安置システムがお贈りする、“大人のための童話”。それは無数の偶然と必然が織りなす、あるひとつのロジカルコメディ(論理悲喜劇)。
この世界観をあれだけの笑いを散りばめながらもしっかり表現しているのは
さすがです。
ルーレットの出目により6つの結末が用意されているとか。
残りの結末も見てみたくなりました。