実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/07/24 (日) 18:00
side-Bチームを観た。ゲイカップルの過去と現在(?)を巡る壮絶な会話劇。(5分押し)81分(休み11分)57分。
1958年、シルヴィア(福田麻由子)は同僚のオリヴァー(岩男海史)を夫のフィリップ(池岡亮介)に紹介する。2人はゲイカップルになる。2008年、オリヴァーは同棲していたフィリップと別れ、シルヴィアの救いを求める…。同じ名前を持つ2組のゲイカップルを時代を越えて登場させ、それぞれの時代の「標準」の違いを見せる。時代の違いは当パンやチラシを読んでいないと分からないが、演出上はシルヴィアのキャラクターで区別される。セリフ量も膨大で、やや長い芝居だが(当初は休憩込み2時間20分と言われていたが、初日あるあるで休憩込み2時間30分)、役者陣も好演し長さを感じない。舞台美術と、特に照明が秀逸。
若手中心のside-Bを観たが、10歳程度年長のside-Aも観たくなってしまった。