ランボルギーニに乗って 公演情報 劇団鹿殺し「ランボルギーニに乗って」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白い、お薦め。
    二つの時代を交錯させた現実世界と登場人物が空想する世界、さらに現実世界で抱える強迫観念(幻覚)を擬人化させるなど、多重構造で描いている。とは言え、そんなことを意識せず自然体で観られるエンターテイメント作品だと思う。公演の魅力は、タイトルにある「ランボルギーニに乗って」に表れる疾走感、そのアップテンポな展開が物語性と相俟って心地良く観られる。見巧者を意識せず、理屈抜きに多くの人に楽しんでもらいたい、そんなサービス精神・娯楽性を感じる。
    (上演時間2時間5分 途中休憩なし)追記予定

    ネタバレBOX

    舞台セットは左右対称に鋼板のような門衝立、そこから斜め(スロープのよう)に縞鋼板が延びている。真ん中に可動式の鋼板が置かれている。場面に応じて可動変形させ、また色々な装置を搬入搬出して場景をを作り出していく。

    場所は大阪。時は、2022年7月(現在)と1999年7月(主人公が中学3年)を交錯せる。主人公・三国輝雄は鉄工所勤務、時々 人生のアドバイザーと称する幻覚に襲われ、中学生の時は その都度空想の世界に逃げ込む。それがマイケルが死んだ謎解きであり、世界滅亡に係る覇権争いといった小説を綴ること。

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    2022/07/10 16:04

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