呪われたバブルの塔 -アフターサイド- 【舞台写真掲載!】 公演情報 北京蝶々「呪われたバブルの塔 -アフターサイド- 【舞台写真掲載!】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    面白い!名作の誕生だ。
     先ほどアフターサイドを見終わったところ、とても面白く感動した。

     ビフォアーの方はホラーで引っ張られたが、アフターの方は社会派サスペンスとしてストーリーではらはらどきどきさせられる。大塩哲史の筆力に感服。その他はネタバレで。

    ネタバレBOX

     細野今日子演ずる香港系ファンドのやり手支社長と日本のやくざの戦いが面白い。あの手この手で嫌がらせをしかけるやくざに対し、一歩も引かない女支社長。そして風水師を演じた小林タクシーの少しうさんくさい演技が物語を盛り上げた。その他の登場人物もそれぞれひとくせふたくせあり面白い。

     また後半乱入した男が前オーナーだったのには驚いた。ビフォアーではうだつがあがらない役だったが、アフターではヒーローのような活躍ぶりだ。この変わり方にもしびれた。

     確かに1本でも十分楽しめる作りだが、2本観て、1+1が3になる作品だと思った。演る側は大変だろうが、新しいロングランシステムのひとつの形を北京蝶々が開拓した。

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    2009/10/03 21:58

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