実演鑑賞
満足度★★★★★
脚本も手掛けられた主宰者ご自身がアルコール依存症(お酒を断って20年だそう)という事で、なんて勇気あるカミングアウトだと思うし、それだからこそ描ける世界観だと思う。
「演技という力を借りたドキュメンタリーを観てきた」というのが正直な感想。
酒さえなければ良い人、それは充分わかるのだけれど、
彼等の頭の中には餓鬼が住んでいる・・・ホントそう見えた。
アルコール依存症には終わりがない。
それが鮮やかに伝わってくるし、家族や愛する人達の苦しみも。
「だから、そうならないで!」という強いメッセージが添えられた公演。
最近ちょっとお酒に頼り過ぎかも、そう感じている方にはマジで観に行って欲しい、本当に運命を変える公演になるかもしれないから。