安保闘争になぞらえて。閉塞感が漂う世論は現代と共通するものでもあり、ブルジョア階級に生まれ育った青年が己の境遇に苦悩を抱え、否定しながら理想郷を目指そうとする姿勢は非常にエモーショナルで、二十歳のエチュードとシンクロした。苦行としか思えない上映時間、登場人物がカタカナの名前ばかりで時折混乱したが、これもまた、良い思い出ということで。
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2009/09/24 13:30
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