実演鑑賞
満足度★★★★
ダイニングテーブルと三脚のイス。登場人物が3人だけの80分のお芝居。
前半は、うだうだになるかな、と心配になったが、後半の意外な展開が目を瞠る。
パラダイムシフトと言うほどじゃないけど、発想の転換が、鮮やかだった。
シンプルな舞台美術と思ったら、衣装も小道具もコマメに変えてて、下手の寝室と、玄関のある上手と台所やふろ場の空間の雰囲気がさりげなく感じられ見事。
時間の流れと忘れられない記憶と。
こじらせ男の恋は、叶うのだろうか。
意外なところから、救いの神ってのが、いい。
同じ芝居を別々の役者で見せる趣向が面白い。ほかのチームを見られなかったのが残念だ。
白いゴンドラ鑑賞