twelve 公演情報 劇団6番シード「twelve」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度

    舞台を選ぶ意味

    作者が目指すものが何かは分かる気がする。海外ドラマや映画の影響がそこここにある。でもそれは映像だから騙されるのであって、目前で生身の人間がやるとなると越えなければならないハードルがいくつもあると思う。
    テンリロインディアンの時はまだ器の中に収まっていた気もするけれども、そこに泣かせたいという欲(それ自体は悪いことではないけれど)まで入り込んだために今回は取り返しがつかないくらいこぼれてしまったと感じた。泣くイコール感動でないことをわかってもらいたい。

    限られた時間で、あっさり心を入れ替える人間なんて見たくない。それは人間でなく人形、ただの駒だと思う。それが嫌だから2時間ドラマでなく舞台を選ぶ。


    2時間半休憩なしという周知は、開演のずっと前からすべきと思った。年輩の客も少なくなかった。作家が書きたいものを書くなら、せめて制作側は会場を観察し、ざわめきにもっと耳を傾けるべきと思った。

    ネタバレBOX


    絶叫と怒号ばかり繰り返される数十分はなんなんだろう。喜怒哀楽それぞれに1つのスイッチしか持たない役者がそれを担うから余計つらい。
    音楽の多用は、だいたい役者の力不足を補う装置か、映像作品からの悪影響に思う。

    3

    2009/09/16 07:24

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  • >つっちーさん
    >まみさん

    辛口な感想だったにもかかわらず、コメントいただき恐縮です。
    テンリロインディアン、それからアトリエ公演と続けて観て、それぞれに素直な感想を書きましたので、今回だけお世辞というのは、すべて嘘にまみれてしまうようで、書きたくなかったという気持ちでした。

    また、役者の力不足というよりは、描かれた人物像に説得力が足りなかったかなと思いました。皆さんの懸命さが伝わる分、空回りしているようで、見ていて苦しかったです。

    2009/09/17 23:20

    「観てきた!」書き込み、ありがとうございます。
    ご来場、ありがとうございました。
    率直なご意見、ありがとうございます。
    まだまだ未熟な劇団ですが、一公演一公演を大事に一歩ずつ成長していきたいと思います。
    これからも劇団6番シードをよろしくお願いします。

    2009/09/17 12:06

    書き込みありがとうございます。吉岡湧を演じました土屋と申します。

    ご指摘ありがとうございます。役者の力不足、大変申し訳ございませんでした。
    次回、また次々回と経験を重ね、色々と劇団として成長していければと思います。是非また観劇ください。そしてまた思うことを、書き込みくださればと思います。

    本日はご来場ありがとうございました。

    2009/09/17 02:08

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