悪趣味 公演情報 柿喰う客「悪趣味」の観てきた!クチコミとコメント

  • 来るべくして。
    柿を初めて観たのは4年前。「こういう連中がいずれ何かやらかすんだろうな」と思いました。だってその時も既にやらかしていたから。
    まさかトラムを狭く感じるとは思わなかったなー。柿を見慣れていればいつも通りに思えるものの、冷静に見れば役者泣かせの負担増な作りの舞台美術。辛くなくても美味いカレーはあるけれど、辛いからこそ美味さの増すカレーもある。
    つまりはハッピーな家族の話。擦れ違いはあるけど、相手を窘める為ではなく思うが故の言葉と行動しかなかった。「お前、幸せになれ!」というワガママ。作品の中に「劇作家としての中屋敷法仁」の存在をここまでハッキリ感じたのも初めてだった。パンフレットの挨拶文に綴られた言葉が全て。

    ネタバレBOX

    カッパがドクターペッパーのTシャツを着てた。
    観ていた時にはドサくさに紛れてすっかり忘れた事として、「震江が変になったのは結局なんだったのか?」という謎。これまでの柿にもそういうのはよくあって、しかしながら観ている最中は毎回その矛盾に気が付かない。こちらの負け。
    全体的に優しかったと思う。それが易しかったと感じた人もいるのかもしれない。個人的にはこれこそが五年の経緯に見えた。かねてからのファンにも新たなファンにも向けられていて、勿論関係者にも愛がある。

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    2009/09/11 09:47

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