トラベリング・オン・ザ・シャーレ 公演情報 カムヰヤッセン「トラベリング・オン・ザ・シャーレ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    当たりでした。
    チケットプレゼントに当選したので、妹もつれて観に行きました。

    二人ともめちゃくちゃ感動して ほくほくしながら帰ってきました。
    「学生芸術」祭に期待するすべての要素が詰まった作品だったと思います。

    ネタバレBOX

    SFですよ

    タイムトラベリングですよ


    なんかそれだけで、あんまりワクワクしない感じがするじゃないですか。
    (←失礼)


    そんな失礼なことを考えつつ冒頭は冷静に観ていたのに 中盤以降どんどん前のめりになっていき 
    まんまと作者の罠にはまってしまい
    え? それで、 こうなっちゃう!? と喰いついてしまい

    最後のシーンで ぐっときてしまいました。


    きちんと伏線を貼り、それを回収して、ネタばれに持っていくまでの過程が丁寧に描かれている所が好きでした。

    主人公が過去に留まらざるを得ない状況を作りだしたこと
    安野(カウンセラー・警察)の役どころ
    竹井老人の記憶がなくなっている点などなど

    丁寧に作りこまれていると思いました。

    語りのシーンは好みが分かれるかもしれませんが、
    医師としての経験が浅い大坪や神原が 生きる意味や、命の尊さについて想いを巡らせるシーンは 
    ベタかもしれないけど、好きです。
    重すぎず 軽すぎず。

    登場人物もそれぞれ個性があり、魅力的でした。キャラクターが役者さんに合ってるな~ と思いました。そこらへんにも、作者の作品への愛情を感じます。 



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    2009/09/06 01:08

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