兄おとうと 公演情報 こまつ座「兄おとうと」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    なんとなくアウェー感アリ
    政治学者吉野作造、政治家吉野信次の兄弟それに彼らの妻を中心とした(その4人が固定、あとのいろんな役は2人の役者が兼任)二幕五場、その構成ゆえ、第一幕(三場)が100分、第二幕(二場)が70分とアンバランス…。
    しかも樋口一葉、太宰治、吉良上野介などと違ってあまり馴染みのない人物だけになんとなくアウェー感アリ。
    また、第一場は作造31歳、信次21歳という設定で、大鷹明良が21歳の役を演ずるというのは芝居のウソとはいえいささかムリが…(笑)

    ネタバレBOX

    一方、第二幕で説教強盗が押し入ったり、泊まった温泉宿で「やかましい!」と苦情を言いに来た男性と女性が生き別れ状態だった兄妹(=『花よりタンゴ』を連想)だったりというのはは井上ひさしの真骨頂?
    ただ、エンディングでせっかく再会した兄妹がその後戦争で命を落とした旨語られるのは後味があまりよろしくない…。反戦メッセージであるにしても「イタチの最後っ屁」みたいなやり方はいかがなものか?
    なお、最終場の直後に作造が亡くなるのは歴史的事実であることに加えてwikipediaで予習した身として既知の事実なので問題なし。
    ところでメイン・テーマ的に使われる曲がチャップリンの「ティティナ」というのは、作造が鼻ヒゲに山高帽だからか?

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    2009/09/03 13:16

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