ココロとカラダで考える差別といじめ-7日で作る「河童」 -
当日パンフにワークショップ参加中学生のいじめと差別についてのスピーチが載せてありました。読んで心が痛くなりました。いじめられた人、いじめた人、いじめを見てきた人それぞれの経験がそのまま書かれていました。芝居が始まってすぐ涙が流れました。とても素晴らしかった。きれいだった!笑いもあり、涙もあり・・・。
終演後の参加中学生は楽しそうで、いい雰囲気でした。
ワークショップは参加費は無料。入場料無料。全てボランティアで成り立っているそうです。関係者の方たちには申し訳ないのですが、できたら来年も是非開催してほしいと思いました。この様な企画がいろんなところで催されることを切に願います。このワークショップではいろんな地域からの中学生参加者がたった4日の稽古と3日の発表で素晴らしい作品を作る事ができていました。それは作・演出の畑澤聖悟さんが教育者であり、演劇人であることが必須条件なのかもしれません。
さて今日は衆議院選挙日ですね。日本が素晴らしい国に変わるために演劇関係者のみならず、地域の教育委員会、文部科学省、行政に携わる人たちが演劇教育に力を入れる事を心から望みます。