赤とうがらし帝国【東京公演】 公演情報 劇団鹿殺し「赤とうがらし帝国【東京公演】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    口当たりが良くなった鹿殺し
    メンバーの入れ替えがあったせいか、
    フレッシュさが際立っております。
    チョビ嬢の好みなのか、藤原竜也を、
    骨太にしたようなイケメン(父親役)を始め、
    非常に体が綺麗(筋肉質で肌もスベスベ)な男の子達と、
    エネルギッシュで個性豊かな女の子(チョビ嬢を
    食っちゃいそうな活躍ぶり)が参加していて、
    マッスルミュージカルより、はつらつとしています。
    オレノグラフティ氏も、萌え系な草食っぽいキャラに
    なっておりました。

    鹿殺しも10年・・・オリジナルメンバーも
    30歳を超えてきて、丸くなってきているのか、
    これまでの攻撃的で野蛮で陰湿な面を抑え、
    作風に涼風を吹き込んでいる展開なのでしょうか?
    非常に口当たりのよい内容となっておりました。

    鹿殺しカラーとも言える、
    つかこうへい節のよう、台詞をたたみ掛けるような
    押せ押せな構成というよりも、
    バランスのよいファンタジー色が強くなっている
    印象でした。

    チョビ嬢の怪演は凄味を増し、これまで以上に、
    見た目や演技だけではなく、存在感が抜群です。
    ますます、飛龍伝 神林美智子状態に見えてきました。

    ただ、歌はいらないなぁ。
    お約束というか、この劇団のカラーかもしれませんが、
    かなり多すぎ。

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    2009/08/25 14:42

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