満足度★★★★★
凄い
17世紀のフランスに実在した連続殺人鬼(シリアルキラー)を主人公とした舞台でした。
もう完全に舞台に引き込まれて見入ちゃいました。面白いとはいう言葉で片付けてはいけない、凄いお芝居でした。
各出演者陣の衣装も17世紀を表現するに十分で非常に素晴らしく、でもその衣装だけに任せるでもなく、演技も素晴らしかったです。
でもその中でのやはり一番は、主人公のマリーを演じた清水那保さんでしょう。
天使と悪魔の演じ分けはお見事です。まあ、悪魔の顔をそんなに出すわけではなく、表情には出さないが、悪魔の心を感じさせる演技ですが。
それでも、天使的な表情で悪魔を感じさせるのはお見事です。やはり恐ろしい女優さんです。