映像鑑賞
満足度★★★★★
愛するということに差別はない。ただ社会という枠の中での同性愛者への偏見は未だにないとは言えない。私だとて、同性愛者に抵抗はないが“(若い頃新宿二丁目に飲みにに行ってたせいかも?よく振られた子の恋愛相談に乗っていた)、もしも自分の息子がそうだったらと考えるとかなりの抵抗感があるのは事実(その心配はなそさうだが)。しっかり問題を提示しながらも、ありがちなちょっとドロドロ重く感じそうな話が、重くなり過ぎず、しかもどこか爽やかにも感じさせる仕上がり。考えなくてはならないのは当事者たちより、外側から見ている私たちの理解だと思わせてくれる作品だと思う。