満足度★★★★★
夢中で観劇! さすが桟敷童子!とにかくうまく構成されているな、と感心してしまう。いくつかの「?」がうまく話をつなぎ、見事に独自の世界を描き出す。役者たちの温度の高さもいい。夢中で観劇した。さすが桟敷童子。
ネタバレBOX
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2009/08/17 04:19
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2009/08/18 03:56
2009/08/17 14:02
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コメントとありがとうございます。
「死に魅入られる」ということは、「死にたくなる」ということではなく、「死に興味がわく」ということだと思うのです。それは自分の死ぬことではなく、「死ぬとはどういうことなのか」に興味がわくというか。子どもたちが知ってしまった、最初の入口が映画『汚れなく悪戯』だったのかも。もちろん、それが高じると取り返しのつかないことになるのですが・・・。
そもそも、危険なものには知らず知らずに惹かれてしまうことがあると思います。
例えば、高い建物に上がれば、危ないとわかっていても、先のほうに行って下を覗いてみたくなりますし、高速道路ででかいトラックの横を通ると、なんとなく車がそちらに寄ってしまうような、というか、ちょっと違いますか(笑)。
ということで、山崎少年が死にたくなったわけではないと思うのです。ですから、途中で怖くなってしまったわけで。でも、丸尾少年のあんな末路があったにもかかわらず、結局はまたマルセリーノつくりを始めるので、「死に魅入られてしまった」と言ってもいいのではないでしようか。
ちなみに、私も「死にたい」なんて思ったことはありません。ただし、200歳まで生きたいって考えたこともありませんが(笑)。
おひげのあの方は、前にここを訪れた時も、丁寧に客入れをしてました。今回も、1人ひとりに冷房の音や席のことなど、丁寧に説明してましたね。
あの方が中心になって、要所要所に配置された他のスタッフもテキパキ動いていて気持ちよかったです。一気に入れるのではなく、人数を確認しながら、座席を用意し、説明をしながら順番に入れていくというのが見事でした。