マリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人 公演情報 DULL-COLORED POP「マリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人」の観てきた!クチコミとコメント

  • 硬度の高い、結晶化された、凄い戯曲
    なんだろう、小劇場目線で作品つくってなんかないよ、ここは日生だよ、帝劇だよ!
    と、高らかに宣言するかのような、強度のある、凄い戯曲。
    一応、文章を生業としている者からすれば、あの言葉たちの美しさには正直、嫉妬すら覚える。
    あるいはラストに結ばれる“像”、現代としっかりと絡みあう、したたかさに。

    ネタバレBOX

    ただ反面、自分に向けてはつくられていなかった、ように感じてしまったのは残念。
    うーん、
    オペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』やラヴェルの『亡き王女のためのパヴァーヌ』の世界観は大好きなんだけど、
    客入れ時のニルヴァーナな雰囲気で突っ走って欲しかった気も。

    清水那保のとてつもなく“いやーな”毒婦に圧倒される。
    堀奈津美も含め、ダルカラ組はあの難解な台詞群を軽々と柔らかく発せてしまうのね。
    一方、酒巻誉洋は逆に、自分の感情に言葉を組み従える感じで熱演。
    また、七味まゆ味は佇まいだけで汚れたイノセントを魅せる

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    2009/08/17 00:05

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