実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/04/23 (土) 14:00
長野の旧家(?)に嫁いだ若い女性とその家の関係者による会話劇。奇しくも公演時期が被る劇団普通「秘密」と共通する部分もありつつ表現が真逆に近いのが演劇の面白さ。
また、従来の南慎介作品とはかなりテイストが異なるので「成立過程」が気になる。
それにしても終盤で「あること」が明かされてからは観ていてしんどい。もうどうなることかと心配で心配で。ラストに救いの光は見えるものの、それでもあれこれ考えるとこのあとの心配はつきない。
なお、劇中ではどの地が舞台なのか語られず、劇中に出てきた五平餅と語尾の特徴から静岡か?と推察したが、関係者さんから長野と知らされて「あ、そっちか」と思ったのだった。