間違ってなかった。
かつて青☆組の長編を観た際に「もっとディフォルメやファンタジーに偏るのもありかも」という趣旨の微妙なコメントした事がありますが、外れていなかったかなと。未見の方は『じゃあ今回はファンタジー色が強かったのか』と思うでしょうが、むしろハッキリとしたヒューマンドラマでした。大事なのは人と接する「クマ」の存在をよく見る事。このクマは誰の身の回りにも必ずいるはず。
老若男女の誰が観ても何かしら通じると思います。子供に観てもらいたいですね。とはいえ子供向けという意味ではありません。むしろ大人がその身に置き換えて実感する物が多くあるはず。自分自身がもう大人になってしまって後戻り出来ないので、まだ間に合う子供には今の内に観ておいて欲しく思うのです。
『普段仕事で疲れてるから休日に演劇なんか観て余計に疲れるのは嫌だ』と思ってる方にオススメします。これは疲れません。