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劇団普通「
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住み込みの女(536)
実演鑑賞
満足度
★★★★
ネタバレ
ネタバレBOX
昨年の『病室』に続いての観劇で、全編茨城弁である。
老夫婦が暮らす一軒家では娘が父親とたわいもない会話をしている。
母親が入院しているので認知症気味の父親の面倒を娘(由紀)がみている。母親が退院するも今まで通りの生活を送るのは困難なようで、既婚者の兄と相談するも、公共のサービスを使うか?施設に入れるか?と両親の問題には関心がないようだ。
娘(由紀)への負担が一気に増えるなか、親の面倒も限界にきてしまっているなか、由紀はどうなっていくのだろうか?
これほど恐ろしい身近な題材を何気ない風景として描いた劇作家は過去にいただろうか?
向田邦子を感じさせる市井の何気ない話と思わせるも、そこには主人に刻々と迫ってくる逃げられない不安と恐怖と絶望が描かれている。
誰も抱える高齢の両親の問題は避けては通れないが、自分自身で面倒をみるか?高額料金を払って施設に預けるか?姥捨山に捨てるか?はたまた両親と心中するか?とたったこれしか選択肢がないのは既成事実だ。
現在、自分も同じ環境に置かれているが、今作をまるで他人ごとの不幸な出来事して観劇している自分に呆れてしまうが、それほどまでに完成度が高いということだ。
地味ながら傑作が生まれたようである。
今作で二作目の観劇だが、この劇団から当分逃れられないようだ…。
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2022/04/25 20:34
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