満足度★★★★★
進化する「借景芝居」1つの店に客(観客)はたった7人。「あきら」と「纏」にそれぞれ偶然居合わせてしまった客は、なんだか込み入った他人のドラマを目の当たりにする。私だけのために役者が演じてくれるといっても過言ではない濃密で贅沢な空間に酔いしれた。隣席の会話を堂々と盗み聞き、盗み見できる楽しさは「臨場感たっぷり」どころの話ではない。観客をもセットの一部にしてしまう工藤千夏の「借景芝居」、恐るべし。
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2009/07/27 23:13
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