レビュー in KYOTO Ⅲ 公演情報 OSK日本歌劇団「レビュー in KYOTO Ⅲ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    1部と2部は類似しておりかつ対照的
    日舞ショーの1部「さくら颱風(タイフーン)」と洋舞ショーの2部「DREAMS COME TRUE!」はある意味で類似しているがある意味で対照的だと思う。以下ネタバレで。

    ネタバレBOX

    類似点は双方とも「やりたいこと」が前面に出ていて、そのぶん全体としての構成(一つの作品としての山の作り方と、エンディングへの昇華のさせ方)が弱いというところ。

    対照的なところは1部の「やりたいこと」が、男役レビューに対して世間の皆さんの「多数が求めるもの」の裏をかいているところ(幽霊、散切り頭の大正紳士)で、2部の「やりたいこと」がその「多数が求めるもの」を追求しているところ。

    1部を「面白い」と見るか、「ついて行けない」と見るか。2部を「ありきたり」と見るか、「かっこよくてステキ」と見るか。感想に、その人のOSKに求めるものが浮き上がるようなところがある。それがなかなか興味深い。

    いずれにしてもこの劇団の結集力と群の力には見るべきものがある。

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    2009/07/19 00:04

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