満足度★★★
キャッチコピーに偽りあり!
前回公演は3回見ましたが、決して完売なんかしてません。
ガラガラでした。全席完売って「SHOCK」じゃあるまいし。
夏はやっぱりホラーってことで、素直に楽しめます。
子持ちで離婚をしている知念が純潔の18歳の娘役とか、
市村正親が演じてナンボのプロフェサーを石川禅が地味に演じて
全然貫禄がなくなった、とか目に余る部分はあるにしても、
ポップコーン・ミュージカルとして肩の力抜いて、はしゃげます。
久しぶりの帝劇でした。クリエや銀河劇場で、
チンケや舞台装置や、簡素なオケばかりだったので、
「やっぱり豪華絢爛、厚みのある音楽で見れる劇場って、
贅沢だなぁ」と実感。
あれでこぞ、別世界、芝居の世界に浸ることができます。
残念なのは、キャストが似たりよったりなところ。
来年「レベッカ」を再演するみたいだけど、これなんか、今回と殆ど同じキャストだなぁ。
これじゃ、劇団東宝ぜよ。