実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/03/18 (金) 18:30
中山祐次郎の小説をシライケイタ脚本で舞台化。銅鑼らしいカッチリとした、いい芝居だった。医療ドラマと言うと天才的な医師が出てくるものが多いが、本作は、研修医1年生の無力感や失敗、そして成長を描く。原作は読んでいないが、TVドラマを観て出てくるいくつかのエピソードは知っていて、それらを改変せずにそのまま舞台化するというシライの意識が、TVよりリアリティある作品にしていたように思う。演出の齋藤理恵子もオーソドックスな演出に思え、役者陣も丁寧に演じて、総じて見応えある舞台だった。
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2022/03/19 16:58
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