満足度★★
途方に暮れる貴重さ。「国家の興亡」というと大事のようだが、さにあらず。「理想高きコミュニティの顛末」の方が収まりがよい。今までの乞局のフレームとはまた違っているために戸惑った。“人物が描ききれる”という強固な地盤があるからこその冒険か。求めていたものとは違ったというのが正直なところだが、本作のような作品はもう出てきそうにないだけに、貴重であった。途方に暮れたけれど。
ネタバレBOX
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2009/07/02 21:04
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