ピンポン、のような[07再演版] 公演情報 時間堂「ピンポン、のような[07再演版]」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    シネマプライス、1800円です。
    バランスの難しいそれぞれの立ち位置を成立させる説得力と、感情の変化を気持ちよく受け入れてる舞台での生き方と。役者さんの存在の仕方が心地よかったです。
    作家を作品中に描く時、重なりすぎるとマイナスになる場合もありますが、こちらもちょうどいい距離感で作品を包んでいます。

    冒頭、言葉が表に見えてしまって入りにくい感じもありましたが、プレビューを終え、更に良くなっていくと思います。

    ネタバレBOX

    幽霊のエピソードがもったいない気がしました。幽霊がもっと魅力的に描かれると、宿全体や宿の外などの空間や、作品世界のイメージがしやすくなると思います。空間が置かれてる位置や天気(雨)・時間を感じられると、今以上に観客があの場で呼吸できるはずです。

    星野ツグミ(足立由夏)の登場からすっと世界に入って行けました。中盤から後半へのぎりぎりの状態や、変化も気持ちよく魅せてくれます。
    ハトヤマ俊介(中田顕史郎)、村山ウズラ(雨森スウ)はもっと観たいと思わせる、あのくらいがちょうどいいのです。きっと。よくばりな自分もいたりしますが、はい。

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    2007/04/26 17:37

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