満足度★★
闇鍋状態(-。-)
生うに、トロ、キャビア、フォアグラ、トロに松阪牛、
世の中の高級食材を全部、寄せ鍋(ん、、雰囲気はカレー鍋?)に
入れたら、こんなに不味い闇鍋になっちゃったって感じ。
おせち料理のような、鮮やかな色合いの、おもてなしを期待いったら、
何だか、この世のものとも思えない!ような色をして、
強烈な匂いを放つスープが出てきちゃって、驚きました。
それぞれの美味しい食材は、それぞれ単品で食べたほうが、
美味しいよね。
クセの強い役者と演出家が、中村家の器の中に一度に入ったけど、
それぞれの個性がヤリたい放題でやっているから、
結局、誰の為の何の話か、わからなくなっちゃった。
タイトルロールを中心に織り成す話のはずなのに、
みんなが前へ前へ出て、盛り上げる、彩る芝居ではないから、
ひっちゃかめっちゃか。
どの世界にもなれず、かといって顔見世興行的な
バラエティショーにもなれず、とっても退屈な3時間強。
日に日に、流通チケットが増えてきたり、
当日券が全く売れなくなってきていたのも納得。
お芝居って、素材をそろえればいいってものではない、と
改めて実感しました。この作品の場合は、もう罠だろうけど(笑)