世界の終わり【公演終了!誠にありがとうございました。次回は11月予定!】 公演情報 エレクトリック・モンキー・パレード「世界の終わり【公演終了!誠にありがとうございました。次回は11月予定!】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    思っていた以上に楽しかった!
    「世界の終わり」とは、生きる希望を失った場所、という意味らしいが今回の芝居は決して希望を失ったような終わり方ではなく、未来への希望が託されていた作品でした。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    廣瀬とあさみの部屋にあさみの友人、廣瀬の友人が集まってきて、その絡み方が楽しい。りさの発声がちょっと煩い。(^^;)たぶん、声がでかくて通るからだ(苦笑!)
    ここでの物語は、廣瀬とあさみの部屋での出来事。ゆりの部屋での出来事。我孫子ちひろの部屋での出来事が描写される。廣瀬の友人の恋人がゆりだったり、あさみの友人がちひろだったりと3つの部屋のそれぞれの関係性が絶妙にリンクして伏線は繋がる。
    ゆりは浮気性でダメ女の部類に入るのだろうが、案外ああいう子は多い。常に誰かが傍に居てくれないと寂しい。ってヤツだ!(^^;)
    一方、ちひろはダメ男に暴力を受けながらも世話を焼いてしまう。このダメ男に貸金したのが廣瀬の友人の高岡(ヤクザ)。
    登場人物が人物だけに芝居は飽きることなく観られる。しかも、中盤に登場するホームレスがこれまたおもろい!(^0^)

    一見、ダメダメっぽい男女達だが決してダメダメではなく現代の抱えたニンゲンの構図かとも思う。そして彼らは廣瀬の死によって少ずつ生き方を変えていく。高岡は己の生き様を見つめなおしてヤクザから足を洗い、ゆりは元彼の安井と鞘に納まる。こうやって彼らはちょっとずつ大人になっていくんだよね。
    大事な事は、自分の大切な人には言葉で自分の思いをきちんと伝えておこう!ということ。命は永遠じゃないのだから・・。

    2

    2009/06/08 11:44

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  • ここの主宰、ワタクシが読んでる本を読んでるらしく、劇中ホームレスが自身の過去を話すシーンがあるのだけれど、とある本の内容そのものでした!(^0^)

    はい。展開も終わり方も良かったですわ。まあ、人間はどなたも完璧じゃないんだけどね。(^0^)

    2009/06/09 20:53

    出て来る人物のキャラがそれぞれ鮮やかに描かれる作品って、やっぱり面白い作品なんでしょうね・・。

    レビューを読んだだけではありますけど、なんとなくそれぞれの風貌が思い描けそうな・・。

    完璧じゃない人間が、何かをきっかけにして乗り越えていく・・。
    なかなかいい展開ですね・・。

    2009/06/09 01:39

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