実演鑑賞
満足度★★★★
日中に雪がチラつき、物語の中で雪が溶けたら何になる、という問いが重なる偶然の光景。物語は前・後半に分かれるが、演出は展開に合わせて巧みに変化させ抒情的に観(魅)せる。もちろん役者の朗読…手紙の往復書簡という聴かせ方に合わせた“間”のとり方は見事!月海舞由サンと鹿野裕介サンの感情表現(仕方)が、単に役柄だけではなく何となく対象的に思え、興味深かった。舞台美術は、活けた花の陰影が美しくスタイリッシュに映える。演劇の総合的(動的演技等は除く)な魅力が味わえる公演。(上演時間1時間45分)【月海舞由サン&鹿野裕介サン】
ネタバレBOX
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2022/02/05 19:33
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