満足度★★★★
まさに「ロジカル・コメディ」
哲学的な縦軸に、まさに「ロジカル・コメディ」なエピソードを串刺しにした構造は、初見であった『笑うフレゴリ』&『そのどちらかは笑わない』とは大きく異なり、がしかし観方を教わっていたので混乱することなく「こういうのもアリなのね」と楽しく観る。
その「串刺しにされた」コメディ(コント?)部分は、それぞれ「一定の決まりごと」(あるいは「お約束」)に則っており、その意味で非常に基本に忠実。
あと、序盤でダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の構図を生身の役者たちで表現する場面や、出演者の大半による群舞もステキ。
なお、11日、12日でリネア編、プント編両方を観る。