花のゆりかご、星の雨 公演情報 時間堂「花のゆりかご、星の雨」の観てきた!クチコミとコメント

  • おかえりなさい。いってらっしゃい。
    久々の本公演。「お帰りなさい」だけでは同じ場所に戻っていますので、「行ってらっしゃい」も。
    食べ物で例えるとお粥ですね。看病する時に作ってあげる、食べる相手を思いやって作ったお粥。お腹と心に優しい。あえて言えば、濃い味付けや辛味が好きな人にはアッサリ過ぎに感じるかもしれない。余裕を持ってよく味わって欲しいです。
    前回公演「三人姉妹」と通ずる部分が多分にあったと思います。演技や音響のギミックなど。ルデコですから他の階の音を気にする方が出るかと。だからこそ、自分が聴くべき音響の発生源をしっかり感じてみてください。時間堂は台詞で説明するのではなく遣り取りで見せてくれますから、目と耳と心を楽にして構えず観れば劇中に入り込めるはず。

    ネタバレBOX

    タイトルは劇団員の名前に因んだ文字を組み合わせている様です。気付いて良かった。
    芝居を見慣れていてもいなくても、『怪我をしていないのに痛い振りをしている』とか『悲しくないのに悲しい振りをしている』と思ってしまうと冷めるのです。つまり言いたいのは、リアル妊婦は半端じゃないという事。だって本物だもん。事実は存在感として最強。生まれる前に初舞台に乗った子は、生まれてからあの歌を聴いたら覚えていたりするのかな。

    4

    2009/06/02 23:32

    0

    0

  • 【ひなつさん】
    ネタバレBOXとはいえ記してしまった自分が言うのもなんですが、実際に妊婦であるというのは公演終了後に明かすべきだったのかもしれませんね。世莉さんは観客を欺く様な秘密は好まないとも思いますが。

    2009/06/11 15:58

    さきほど観てきました。たしかに、あの優しい感じは「お粥」だよなあ、と一瞬納得したんですが、ワインとかソムリエナイフとか紅茶とか、ちょっと西洋風な雰囲気も漂い「リゾット」な印象も。でも、扇子によって、そこに「醤油」を垂らした味わいになってるのかな? いずれにしても、日本人の口に合う、よい芝居でしてた。個人的には、もっと淡味でもよかったんですけどw

    ちなみに、8ヶ月の妊婦さんが演じることについてはトークの際に出産体験ありの女性観客から「万が一、破水などした場合には公演をどうするつもりだったのか? そのリスクを背負って出演する意味は?」といった感じの厳しい質問も。
    黒澤さんは「その場合には、その公演は当然、中止します。ただし、彼女には秘密で代役を用意しているので、翌日からはキャストを変更してつづけます」と返答。
    雨森さんは、「そこまで考えてはいませんでした。でも、出演できて、とてもよかったです」と、少しためらい、戸惑いながら答えていました。

    2009/06/10 01:28

    【アキラさん】
    コメントありがとうございます。
    自分の場合は気になる作品だと構成要素にまで興味が湧くもので。『余計な知識を与えないで!』と言われずに良かったです(笑)。

    2009/06/05 23:59

    はじめまして。アキラといいます。
    いつも読ませていただいてます。

    タイトルのこと、まったく気がつきませんでした。
    今知って驚いてます。
    雨のシーンと花屋かな、ぐらいに思ってました。
    リアル妊婦さんのことも、今知りました。
    ダブルで驚いてます。
    お腹の感じと身のこなしがうまいなあと思ってたんです。

    2009/06/05 02:09

このページのQRコードです。

拡大