実演鑑賞
満足度★★★
この作品途中まで見た時に気がつく、全く雰囲気が変わってるけど観たことのある設定
そして気がつく、2年ぐらい前に遊劇舞台二月病 さんが関西演劇祭 でされた舞台のリメイクなんですね
しかし舞台的に全く違う作品になってた印象なんですよね
物語の中心には脚本家を目指す男、そしてその妹
時代は戦争末期から戦後初期って時代
長い戦争が終わり、人々は時代が変わる恩恵みたいなことを期待してたのだが…
一生懸命にその時代を生き抜く人たち、その状況は良くなるでもなく、逆にジリ貧になって行くかのごとく
その2人を中心にした物語とリンクしながらも、もうひとつの物語が進んで行く感じ
こちらもどうしようもない絶望感に向かって行くようなストーリー展開
そしてそれぞれの向かって行く先に…
妹役が石田麻菜美 さんです?
魅力的な表情、セリフから生まれる空気が良かった
中村ユリ さんの嫌われために存在するような役
しかしラスト前に見せる優しさ
そして観たかったのがかまとと小町 さんの尾形柚香 さん
やはりこの女優さんはいい空気感作られます
優しさの中に生き抜くための強さ、そんな感じがすごく感じられる魅力的な役でした